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【ゲーム部プロジェクト】なぜ炎上したのか?理由の解説と現在の活動は

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【ゲーム部プロジェクト】なぜ炎上したのか?理由の解説と現在の活動は

バーチャルYouTuber業界の草創期を牽引した4人組グループ「ゲーム部プロジェクト」が、

キャストへの過酷な労働環境やパワハラの告発、そしてその後の一方的なキャスト全員交代をめぐって炎上しました。

一度は運営が非を認めて謝罪したにもかかわらず、数ヶ月後に説明のないままキャストが総入れ替えされたことで、ファンからの信頼は決定的に失われることになります。

この記事では、

  • ゲーム部プロジェクトの炎上概要
  • 炎上の理由
  • 炎上に至るまでの時系列
  • 運営会社の対応
  • ゲーム部プロジェクトの現在

こちらを解説していきます。

ゲーム部プロジェクトの炎上騒動とは

結論から言うと、ゲーム部プロジェクトは2019年、キャスト(中の人)4名が過酷な労働環境やパワハラを告発したことで炎上し、

その後運営会社が一方的にキャストを全員交代させたことでさらに大きな批判を浴びました。

ゲーム部プロジェクトは2018年初頭に活動を開始したVTuberグループで、都内の高校に所属する「ゲーム部」の部員という設定のもと、

  • 部長の夢咲楓さん
  • 風見涼さん
  • 桜樹みりあさん
  • 道明寺晴翔さん

という4人のキャラクターがゲーム実況やハイクオリティな3Dアニメーションドラマを展開していました。

2019年4月時点でYouTubeチャンネル登録者数は41万人を超えており、

投稿する動画の多くが数十万から数百万回再生を記録するなど、当時のVTuber業界でもトップクラスの人気を誇っていたグループです。

項目内容
対象VTuberグループ「ゲーム部プロジェクト」/運営会社・株式会社Unlimited
炎上時期2019年4月(第1次)、2019年7月〜9月(第2次)
炎上のきっかけキャストによる労働環境・パワハラの告発、運営による一方的なキャスト全員交代
炎上の場キャスト個人のSNS、まとめサイト、報道メディア

なぜゲーム部プロジェクトは炎上したのか

ゲーム部プロジェクトが炎上した理由は大きく分けて2つあります。

1つ目は、2019年4月にキャスト4名が自身のSNSアカウントで、運営スタッフからのパワハラや過酷な労働環境を告発したことです。

2つ目は、その告発を受けて運営が改善を約束したにもかかわらず、わずか3ヶ月後に説明もなくキャストを全員交代させたことです。

特に後者は、一度は謝罪して同じキャストでの継続を約束した運営が、それを反故にする形でキャストを排除したと受け止められたため、

ファンの怒りは第1次炎上のとき以上に大きなものとなりました。

告発を行ったキャスト陣は、匿名のアカウントを介して投稿を行っていたとされ、報道ではAさん・Bさん・Cさんといった形で言及されています。

  • キャストAさん:「声優はいくらでも替えがきく」「アマチュアは使ってやってるだけでもありがたいと思え」といった言葉を日常的に浴びせられていたと告発
  • キャストBさん:「完徹勤務の末、4時間睡眠で出勤しなきゃいけない会社があるらしい」と過密な勤務実態を暴露
  • キャストCさん:「まさか信頼していたスタッフの方々に僕らがあんな暴言や罵倒されているとは思いませんでした。さすがにバカにし過ぎ」と信頼していたスタッフからの暴言を訴え

これらの投稿はJ-CASTニュースなどでも報じられ、匿名の裏アカウントからの発信ながら、

ゲーム部プロジェクトの活動が突如ストップしたこととも重なって信憑性が裏付けられる形となりました。

ゲーム部プロジェクトの炎上を時系列で解説

2019年4月初旬:キャストによるSNSでの告発

ゲーム部プロジェクトのキャラクターを担当していると推認される声優スタッフ4名が、

それぞれのプライベートなSNSアカウントで過酷な労働環境や精神的虐待を暴露する投稿を相次いで行いました。

これらの投稿はまとめサイトやSNSを通じて瞬く間に拡散され、

同時にゲーム部プロジェクトとしての活動が完全にストップしたこともあり、ファンの間で解散説や悲観的な憶測が広がる事態となったようです。

2019年4月8日:運営による初期声明の発表

運営会社の株式会社Unlimited(代表取締役:野口圭登さん)は「ゲーム部プロジェクトに関するご報告」と題する声明を発表し、

キャスト側と待遇や労働環境の改善に向けた協議を進めていることを公表しました。

2019年4月11日:運営が実態を認め正式に謝罪

運営は最終的な声明を発表し、ネット上で問題視されていたパワハラ発言や劣悪な労働実態が事実であったことを全面的に認めました。

声明では、2019年4月5日にキャスト4名から業務辞退の申し入れがあったこと、

その背景に「制作スタッフによる配慮を欠いた、いじめとも受け取られるコミュニケーション」が度重なり存在していたことを会社として認めています。

  • 声優スタッフを軽視する言動が精神的苦痛を与えていたと言及
  • 業務量を管理し情報共有する立場の人間が不在で、過度な労働負担を強いていたと認定
  • 問題が単一スタッフの個人的な話ではなく、効率と事業成長を偏重する企業カルチャーそのものに起因していたと自認

そのうえで、専門のマネジメント部署の新設や担当マネージャーの配置、待遇面の改善、コミュニケーションの適正化を確約し、

同様の問題を再発させないことを条件にキャストが業務を継続することで合意したと報告しています。

2019年4月19日:活動再開

この公式声明を受けて、ゲーム部プロジェクトは動画配信の活動を再開し、事態は一旦の沈静化を見せました。

2019年7月上旬:声優交代の疑惑が浮上

第1次炎上の和解からわずか3ヶ月後、新規投稿動画でキャラクターの声が変わっていることにファンが気づきます。

特に人気の高かった道明寺晴翔さんと桜樹みりあさんのキャラクターボイスについて、

何ら事前の説明や公式告知がないまま別の声優に変更されている疑惑が噴出し、

いわゆる「サイレント交代」への怒りと動揺が広がり、再び激しい炎上状態へと突入しました。

4月の段階で「待遇を改善し、同じキャストで継続する」と約束したはずなのに説明なくキャストが排除されたと受け取られたことで、

コミュニティの不信感は決定的なものになったとされています。

2019年7月17日:運営が声優変更を公式に認める

批判を免れなくなった株式会社Unlimitedは、道明寺晴翔さん・桜樹みりあさんのキャラクター声優が変更されたことを認める公式声明を公表しました。

交代の理由については

「プロジェクトとしての目指す姿や、そのための会社・声優スタッフのあるべき役割について検討を重ねた結果」

とされましたが、具体的な因果関係は明らかにされませんでした。

この声明を受けて、かつて40万人を超えていたYouTubeチャンネル登録者が、わずか数日の間に5万人以上減少するという集団ボイコット現象が起きています。

2019年8月27日:残る2名の交代も発表

運営は夢咲楓さん・風見涼さんについても新声優へ切り替えることを発表し、9月1日付での交代が決定しました。

これにより、ゲーム部プロジェクト創設以来のキャスト4名全員が完全に排除されることになり、

ファンが愛した「ゲーム部」は実質的に消滅したと受け止められています。

2019年9月1日:キャスト全員交代とクレジット制の導入

全員のキャスト交代が完了したこの日、

運営は動画制作に関わった主要クリエイターの名前を映像内にクレジット表示するという、VTuber業界では初とされる試みを発表しました。

これは制作スタッフの専門性を可視化する先進的な取り組みとも言える一方、キャスト全員排除の直後というタイミングだったため

「批判から目を背けさせるためのパフォーマンスに過ぎない」と受け止めるファンもいたようです。

2020年6月:社名変更と組織再編

運営会社の株式会社Unlimitedは、一連の不祥事によるブランドイメージの悪化を払拭するため、

社名を「株式会社Brave group」に変更し、経営陣の交代を含む組織再編を行いました。

2020年12月31日:活動終了を発表

運営とキャラクター側の話し合いの結果、プロジェクトの継続が困難と判断され、2021年2月をもって活動を正式に終了することが発表されました。

2021年2月7日:ラストライブと解散

ゲーム部プロジェクトは

「【生歌】ゲーム部ラストライブ! みんなありがとう!! 【ゲーム部プロジェクト】」と題した最終ライブ配信を行い、4人全員で歌を届けて活動に終止符を打ちました。

この最終配信をもって夢咲楓さん・道明寺晴翔さん・風見涼さんの3名は活動を完全に終了し、桜樹みりあさんのみが個人チャンネルを継続することとなりました。

ゲーム部プロジェクトの炎上が業界に与えた影響

ゲーム部プロジェクトの炎上は、VTuber業界における「アバター(ガワ)」と「演者(魂)」の関係性という論点を浮き彫りにしました。

運営会社は3Dモデルや脚本、イラストなどの知的財産を自社で所有していたため、

演者の変更は一般のアニメの声優交代と同様に可能だと判断したと考えられています。

しかしファンの愛着はイラストや3Dモデルという静的な資産ではなく、アバターと演者が一体となって生まれる「固有の人格」に向けられていたため、

サイレント交代はその価値認識を無視する行為として受け止められ、ブランドとしての信用がほぼ全て失われる結果を招きました。

当時は多くのVTuber事務所が投稿頻度やクオリティの向上を競っていた新興市場の急成長期であり、

労務管理の体制が整わないまま高頻度な3Dアニメ動画制作を進めていたことも、この騒動を招いた理由の一つだったようです。

この騒動をきっかけに、業界の大手事務所を中心に、

キャストの権利保護やメンタルケア、キャスト交代が必要になった場合の事前告知の仕組みなど、ガバナンス体制の整備が進むようになったとされています。

運営会社の対応

第1次炎上の際、運営会社の株式会社Unlimitedは比較的早い段階でキャスト側との協議を公表し、4月11日には問題の存在を全面的に認めて謝罪しています。

専門マネジメント部署の新設や待遇改善など具体的な再発防止策も示されており、この時点での対応自体は誠実に受け止められていたようです。

しかし、その約束からわずか3ヶ月後に説明のないままキャストを交代させたことで、対応の一貫性が完全に崩れてしまいました。

7月17日と8月27日の声明では、これまでの貢献に感謝する言葉こそ述べられたものの、

なぜ短期間で方針転換に至ったのか、4月に約束された和解がなぜ維持されなかったのかについて具体的な説明はなされませんでした。

ゲーム部プロジェクトの現在

2026年時点で、ゲーム部プロジェクトは2021年2月のラストライブをもって夢咲楓さん・道明寺晴翔さん・風見涼さんが活動を終了しています。

唯一活動を継続していた桜樹みりあさんについても、

2025年5月17日をもってすべての活動を終了することが公式に発表され、ゲーム部プロジェクトとしての系譜は完全に幕を閉じました。

運営会社は社名を「株式会社Brave group」へと変更し、現在もVTuber事業を展開していますが、

ゲーム部プロジェクトの一件は業界におけるキャスト待遇の重要性を示した事例として語り継がれています。

まとめ

  • ゲーム部プロジェクトは2019年4月、キャスト4名によるパワハラ告発で炎上した
  • 運営は労働環境の問題を全面的に認め、待遇改善を約束して謝罪した
  • その3ヶ月後、説明のないままキャストが全員交代させられ第2次炎上が起きた
  • 登録者が数日で5万人以上減少する集団ボイコットに発展した
  • 運営は業界初のクレジット制導入などの対応を取ったが信頼は回復しなかった
  • 2021年に活動終了、2025年に桜樹みりあさんも活動を終え系譜が幕を閉じた

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